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購買意慾 

コインにフレグランススプレーをかける男。

その香りに女が反応。走り出す。

上着も脱ぎ捨て走り出す。

おもむろにコインを噴水へ投げ込む男。

コインを追って、飛び込む女。

香るコインを拾い上げ、滴る姿態を現す女。

したり顔。胸をはだけフレグランススプレーを自分の身体に付きつける男。

露骨である。以前から、この商品のCMは大袈裟だったが、今回は磨きがかかっている。

口やかましい女史が見たら、女性蔑視と噛みつかれるんじゃないかと思ったりする。

この香りさえスプレーすれば、女性が吸い寄せられてくる。そしてモテる。そんな誇大イメージ。

誇大広告に当てはまらないケースは二通り。

性能の範疇を適正に表現する場合。もうひとつは、誰が見ても「それは大袈裟だ」と理解できる場合。

女性に全くモテなかったと日本広告機構に訴えてもショウガナイし、訴える奴もいないと思うが、それを買うってことは、あるいは買ってみようと考える事は、その効果を期待しているからに他ならい。

まぁ、そもそもCMってのは、そういうモノなんだけども。

しかし、気になるのはそこ。

仮に期待していなくても、CMイメージが露骨で強烈なんで、周囲からそういうふうに思われることは否めない。

いったい誰をターゲットにしているんだろうか。モテそうもない男子か。色気づいた中坊か。はたまた、枯れ始めたオヤジか。いかにも過ぎないか。渦巻く下心。

レジの女の子は思う。イカニモ過ぎないか。

彼氏の部屋に、このスプレーを発見。幻滅しないか。

商品をジッと見ている父親を見てしまった。離岸流に巻かれ、引きに引きまくらないか。

なんだかセクハラの原理に似ている気がする。カッコイイ、モテる男がすれば問題なし。そうじゃない奴がやればキモイくて犯罪。

微妙。商品売るがためのCMが足かせになるんじゃないか。

なんて、その大袈裟を必ずしも洒落として消化できない私も、既にイカニモサイド。

買いやしない。

しかし、加齢臭消しには効果があるかも、とは思ったりしている。
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難あり 

麻生太郎も言っていた「ネットカフェ難民

いつの頃からか使われ出した言葉。

TVメディアで使われたのが始まりらしい。

これらの社会現象的な言葉は、その時、ある断片では、状況を的確に表現していると言える。

しかし、これが猫も杓子も、だみ声の演説師までも使い出し、大衆的にカテゴライズされてしまうと、逆に抽象化していき、急速に陳腐化する。

例えば、「心の闇」や「フリーター」、「勝ち組、負け組」。

何でも「心の闇」があると決め付ける。それで全て済ませようとする。フリーターは職業化し、小難しい顔してコメントしている輩は、どちら側の組のつもりなのか。上から目線。そう言うアンタはどうなのか。よく分からなくなる。

そもそも難民とは、恐怖政治や戦火、弾圧から逃れてきた人を指す。

アフリカから逃れてきた人はアフリカ難民、ルアンダからはルアンダ難民。

そういう意味からすれば、ネットカフェ難民はネットカフェから逃れて来たのか。

ではないはずだ。逃れてネットカフェにやって来たのではないか。

言わば、日本難民。日本の難民である。

最初に言い出した人は、その辺りの含みもあったのかも知れない。

情勢は動いているのに、停滞している言葉。そして、妙なカテコライズは、本質が変質する。

そういった業界の人々は、言葉に敏感になる必要がある。安住した言葉に疑問は無いのか。

もっと頭を使って、的確な言葉で表現して頂きたいと思う今日この頃。

未だにネット環境が無い地区に住む私は、「ネット難民」とでも言うのだろうか。

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小心者 

苦役が終わった。

7月から9月と立て続けに、人前で喋る仕事があったので疲れてしまった。

一番、人前に立っちゃいけない人間なのに、会社の仕事の中でも一位二位に位置する大きなイベントに引っ張り出された。

普通は中々回ってこない仕事。と、いうか普通は回ってきて欲しくない。

他に得意そうな人間がいるのに、よりによって私とは。

2本目の仕事が当った時には、笑った。

笑ったが、その後、私の顔から笑みが消えたのは言うまでも無い。この小心者めが。

でも、まぁ、無能な人間でも恥は掻きたくないもので、とりあえず、準備だけはしようと。

催眠術でも覚えるか。開始直後、みんな眠らせてしまえ。

とも、考えたが、後味悪そうだし、所詮無視。

つまらない講演で、逆に寝てもらうってのも手ではあるが、それはそれで悲し過ぎるし、得るものがない。

まだ術を覚えた方が、いくらかでもマシ。今後の人生にプラスになるってものだ。

じゃ、喋ることを全部書いてしまえ。

けども、既に用意されているテキストとパワーポイントは内容がスッカラカン。これで、約2時間喋れってのか。

モノの本によると、1分間喋るのに400字かかるらしい。

ってことは48000字。途中15分の休憩を入れるのだが、それでも40000字は必要。

ポイントは口語体。棒読みになっちゃつまらない。喋り言葉で書く。アドリブに見えるように、アドリブっぽい具体例も交えてみる。書く。書く。頭の中で喋りながら書く。まる二日。何とか30000字書き上げる。

読んでみる。喋りにあわない。引っかかるところを修正。32000字になった。

90分位の映画のシナリオに相当する量。

私のコラムなら、平均が800字以下なので、約40本分。気まぐれで書いているので、約1年分に相当。

ホント、有能な人間だったら、こんな手間もイランのだろうけどと、少しだけ凹む。

計測すると、何やら丁度イイ時間。喋りの間とか、修正でも不足していた部分を言い回しで捕捉することをやっていたら、1分間に300字位しか喋れていないようだ。

前の晩。ビールかっ食らって爆睡。もう、知らん。

ついに、私の出番。

とりあえず喋る。カット割に従いパワーポイントを切りかえる。喋る。

観客を見る。反応はこんなものか。寝てる人は一応見当たらない。けど、不安。

こんなんで、イイのかとの思いの中、あっと言う間に時間が過ぎた。

結果、用意したシナリオを随分割愛する格好に。時間が足りなかったのだ。想像以上に間が必要だったことと、下手な喋りのせいで、字面でいくと1分間で250文字に留まったようだ。

半ば放心状態で演壇を降りると、同僚が話しかけてきた。

「中々、どうして。歯切れがよくて、聞きやすかった」とのこと。

「でも、最初の自己紹介。出身地間違ってた」

どうやら、立ち上がりの124文字目、自分の出身地を間違えて喋っていたらしい。まったく気づかなかった。

やはり緊張していたのだろう。

えっ、そうだったの。と笑って見せるが、そんなんどうでもイイ。終わったんだし。

終わったんだし。

まぁ、少しは経験値が上がったかなとは思うが、おかわりしてもイイような代物じゃない。

まぁ、何はともあれ終わったんだし。終わった終わった。あー終わった。

このコラムが長期間休止している時は、また何か当ったなと思ってください。

小心者の悲しい性。



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