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罠 

釣り場へ急ぐ車の中から、車道脇の看板が目に付いた。

あります」

白ペンキで塗られたベニヤとおぼしき板に、手書きの滴りそうな赤い文字。

余りに出しぬけなので、一瞬間に脳裏に飛来するさまざまな

甘い誘惑の罠。それとも、危険な恋のか。Fall in love。

或いは、欲望の。裏切りの罠。はたまた、ぼろもうけの罠か。

奥田民生ライクな思いが交錯する。

バックミラーで確認する。

その看板の裏側。同じ白地に、同じ赤文字。

「いのししの罠あります」

まぁ、そんなとこだろう。

しかし、本当に、猪を獲るための罠なのか。

実はダブルトラップなのかも。

汚職の疑惑が持ちあがり、喚問される。

あの疑惑の会食の席に同席していたではないか。貴方も一緒に牡丹鍋を食べたんじゃないですか。いのししの鍋ですよ。そして業者に便宜を図った。そうでしょう。

思わず、あの味が蘇る。確かに食べた。エグ味を覚えている。

相手はその表情を見逃さない。

食べたんですね。やっぱり、あの会合の席にいたんですね。

急展開の辞任劇。あの時、いのししさえ食べなければ。

そんな、ドス黒い「いのししの罠」。

けども、それを書くなら「いのしし鍋の罠」か。

そう思い、もう一度バックミラーを覗いたが、鏡の中のあの看板は遥か遠くもう見えなかった。
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社訓 

賞味期限偽装が世間を騒がせている。

しかし、元々賞味期限は製造者が保証する期限として決めるもの。

食品衛生法などで「その味と品質が充分に保てると製造者が認める期間」とある。

そういう意味からして、賞味期限を過ぎたものを回収し、その品質に問題なし、保証できると判断するなら、期限を変更しても法的に問題なることはないと思われる。

問題となるのは、その判断方法。そこが適正に行われたかにある。

にも係らず、上辺だけの法令順守、「法に触れていないから問題無い」と愚考に走った老舗の驕りなのかも知れない。

よくコンプラアンスを声高らかにPRする企業がある。逆にそんなところは信用に値しないと思った方がいい。

法を守ることは当たり前で、今更そんなことを一生懸命にやっているようでは、お話にならない。お話にならないってことを知らないことを晒しているのだ。

倫理。理念。企業としての道徳道徳は法を超える。信用信頼は法より道徳に付いてくる。

このほか、偽装が発覚した企業は多数。このところ目にしない日はないほど。

彼らは、確実に消費者の信用信頼を失った。

偽装発覚の発端は内部告発らしい。

道徳が欠落している企業。

誰よりも先に社員の信用信頼を失っていたのだ。

そんな足元のことさえ気づかない。

自業自得とはいえ哀れなり。

偽装企業の社訓には一体何が書いてあるのだろうか。

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目覚めのうた 

まだ明けやらぬ頃、微かに聞こえる遥か遠い大草原の歌。

暖かな布団の中、惰眠を貪る私の枕元。あの独特の喉歌ホーミーが聞こえる。

ホーミーと言ってもセイコ松田ではない。そう聞こえていても、あれはHold me。

Hold me.嵐の夜はベッドで抱いていてね Hold me.心が風に吹かれて飛ばされぬように抱いて抱いていて。

しかも曲名は「抱いて」であり、ホーミーではない。

ホーミーは西部モンゴル諸族、正確にはモンゴル国西部の中国新疆ウイグル自治区北部の種族の伝統的な発声法。

1人で「ウ」と「イ」などの2つ以上の音を同時に発声するダミ声風の歌である。

それが何故。しかも、だんだん大きくなる。大きくなる。あーウルサイ。

振り返った枕元にあったのは、目覚まし時計。

ストップボダンを押しても、ルービックキューブ使いのように、こねくり回しても、そのダミ声は止まらない。

最後の手段。電池を抜いて息の根を止める。

ケータイの時計を見ると午前6時15分。目覚まし設定時刻は6時。

どうやら、15分の間、何度となく鳴り響いたであろうそのベルを、力任せに止めまくった為に、目覚まし君を瀕死の状態に陥れた模様である。

ホーミーには人間の耳には聞こえない20kHz以上の高調波成分が含まれていて、聞く人の脳波をアルファー波に誘導。癒しの効果もあるらしい。

しかし、私が聞いたのは瀕死の目覚ましの断末魔。

癒しどころじゃない。完璧に目が覚めた。

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いかりんぐ 

イカリング[11/10晩飯]
・イカリング

秋はイカ釣りのシーズン。大型は望めないが、数が釣れるとのこと。

と、言うわけで休日出勤の振替を利用し、釣り場へGO。

嬉々としながら約5時間。結果、良型が2杯と小さいのが1杯。ハイシーズンとはいえ私の腕ではこんなもの。上出来。上出来。

帰りしな同行していた後輩宅へ邪魔をして、独り者だからこれで良いだろうと、小さい奴をさばいてやった。丁度お一人様分の刺身が出来た。

旨いと言った後輩の顔からは社交辞令的な要素は感じられない。さっきまで泳いでいたのだから、まぁ当然ではある。

帰宅後、晩飯用に料理した。

本当は刺身が一番ウマイのだが、アオリイカは薄皮を剥ぎ取るのが少々面倒臭い。

で、1杯は刺身。もう1杯はイカリングにしてみた。

イカリングは簡単。内蔵とゲソを抜き取り、輪っかにぶった切って、塩コショウ、小麦粉、溶き卵に、パン粉をまぶして、いざ油の中へ。

カラッと上がったら出来上がり。

旨い。

料理の腕はなくとも、新鮮素材の大勝利である。

リベンジ成功



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