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モンスター 

録画していた「モンスター」を観た

今公開中の「イーオンフラックス」で主演のシャーリーズ・セロンの出世作。

6件の殺人事件で死刑判決を受けた、実在の女性連続殺人犯アイリーン・ウォーノスを描いたこの作品。

家族から性的な虐待を受け、幼くして売春婦に身を落としていたアイリーンと、同性愛者であるセルビーの絶望的な逃避行を非常に力のあるタッチで描いている。

とにかく、アイリーンを演じたシャーリーズ・セロンが凄い。美人女優と表現しても全く問題ない彼女が、13キロ増量して別人になっている。

そこまでやるかと言わんばかりのブヨブヨな体を作り上げ、歯並びの悪そうな顔形へ変身している。下劣で品のないしゃべり方は、いかにもっぽく少しばかりステレオタイプではあるが、十分に説得力がある。これを最初に観たら、彼女がこんな人間なんじゃないかと思うくらい。

唯一自分を認めてくれたセルビーのため、男性を次々と殺していくアイリーン。女性の同性愛を描いてはいるが、これはまさに男と女の世界。

愛する者のため懸命に尽くしてはいるが、実際には翻弄されているような危うさ。同姓愛であるがゆえ、ある意味純粋で一層深い。

小悪魔少女セルビー役を演じているクリスティーナ・リッチも素晴らしい。

そして、ラストの電話のシーンも見事だ。まさに純愛映画そのもの。

実話という「不完全なシナリオ」から、その真実を見事に抽出し提示してみせた脚本、監督の手腕に拍手。

監督はパティ・ジェンキンス。本作が長編デビューらしいが大したものだ。

見逃している人は必見の映画である。
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