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レディ・イン・ザ・ウォーター 

レディ・イン・ザ・ウォーターを観た。

監督はM.ナイト・シャマラン

以前、この監督を追った面白いドキュメント映画があり、その中で「シャマラン監督は、異常なほど"水"と"死"に対して執着している」と言っているくだりを思い出した。

「シックスセンス」ではさまよう幽霊。「アンブレイカブル」の超能力者はプールで溺れそうになり、「サイン」では事故死した妻の不可解な言葉とコップの水、といった具合。

最新作の本作は文字通り「ウォーター」。水死しかたのような青白い顔をした女性のイメージショットのTVCM。前作「ヴィレッジ」でも死と決別できなかった監督の最新作は一体どんな作品なのか。

物語は、単調な生活を送っているアパートの管理人クリープランドの前に、突如"水の精"だという謎の女性が現れた事から始まる。

彼女は一体、何のためにやってきたのか。どこからやって来たのか。

東洋の古い「お伽話し」どおりに事態が展開していく中、魔物に傷つけられ彼女は瀕死状態に。彼女を救う方法はあるのか。

謎を解く鍵は全てアパートの中にあったのだった。

で、結果はある意味期待どおりの作品。

全世界的にヒットした「シックスセンス」以降、賛否両論の多い監督だが、今回も更に賛否渦巻く作品に間違いない。

この監督の作品は、基本的に俗っぽい絵空事なのだが、ストイックであったり品格のある人物達を、大袈裟に大マジメに重厚に描くことで、格調高いものになっていた。

しかし、今回は、いつもとは様子が違う。登場人物が全員俗っぽいのだ。

話しの核となる「お伽話し」をけたたましく喋る韓国人母娘。右半身だけ鍛えている筋肉バカ。意味も無くたむろして駄弁っている若者達。

それに、今までは絵空事を絵空事として認識した上で昇華させていた感じだったが、今回は逆に核である「お伽話し」を監督自体が格調高いものだと勘違いしているんじゃないかと思える。

「ヴィレッジ」でもそのきらいがあったが、そこがこの映画にノレるかノレないかの境だろう。

映画は終盤、シャマラン節が炸裂。意味深長な仕上がりとなっていて、乗っかった私としては結構楽しめた。

とはいえ、チョット何かが足りない。それは、いままでのどんでん返しも封印していることではない。

観る者に対する説得力というか。必然性というか。

今までとは一番違うのは、登場人物が例えおバカな話だとはいえ、生死に係る状況に「好むと好まざると」追いこめられて行くのに対し、今回は全員がそこまで係っていない。無視しようと思えば無視できる状況なのに、そこまでやるのかって感じ。だから、観客もノレない部分が出てくるのだ。

登場人物が多く、それらの人を深く描写できてないことも影響している。

何が面白いのかと思う人も多いはず。面白いと言う人が少ないのかもしれない。

この監督、だんだんコアな方向に進んでいて心配ではある。

けど、それはそれで好きなのだけど。

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レディ・イン・ザ・ウォーター

『LADY IN THE WATER』公開:2006/09/30(10/01)監督:M・ナイト・シャマラン出演:ポール・ジアマッティ、ブライス・ダラス・ハワード☆story☆ごく普通のアパート“コーブ・アパート”の管理人クリーブランド・ヒープは、廊下の掃除や電球の交換をするだけの単調な毎日を.
  • [2006/10/20 13:27]
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  • 映画鑑賞★日記・・・ |
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