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kotoba 

電車に乗っていてこんな会話が聞こえてきた。

背後の席の女子高生である。

「それじゃ、ミジンコだよね」

どうやら「超大きい」に対する「超小さい」といった意味合いで表現した模様だが、対義語ミジンコだったとは。

と蟻んこ」程度なら無邪気だが、太古の天体「」と水に漂う微小な「プランクトン」の対比。何だか神秘的幻想的な世界観さえも醸し出している。を持ち出しておきながら「スッポン」としなかったのは、その慣用句としての意味合いでは誤解が生じると考えてのことだろう。

「でも、それってよくなくなくない?」

今更ながらこの言い回しは凄いと思う。結果、「良い」の意味だと思われる。肯定+否定+否定+疑問といった複雑で、ある意味文学的な形態の言葉。

こいつを瞬時に言って、瞬時に理解し得るとは恐れ入る。一瞬で理解することは原理的には不可能だと思うのだが、出来るところを見ると、もうそれは言葉であって言葉でない言葉。ある種記号化されたものなのだろう。

記号は双方が共通認識を持っていないと意味をなさないが、まさにそれと同じで、友達同士だから成しえる技だと解釈したい。多分、「よくなくなくなくなくなくない」と言っても彼女らはタチマチ理解してしまうのだろう。

きっと、上司に「よくなくなくない結果がでました」と報告したら、すぐさまお暇を頂けるに違いない。

「ふつーに凄くねっ?」

凄いのか凄くないのか。ハッキリして頂きたい。と思うが、彼女らにはハッキリしているのだ。それは決して"特殊"な条件下ではなく文字通り"普通"な条件下において、「凄い」のだ。

きっと、これも先出の共通認識に立ち返るため、土台しての共通認識を醸成するための高度なテクニックなのだ。

そう思い巡らしていたら、急に静かになった。彼女らが降りたのだ。

動き出した車窓から午後の日差しが心地よく差し込む。

けども少し肌寒い感じがした。

再び目を閉じて寝たふりをした。
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コメント

ぶははははは……(爆笑)
月とミジンコとは!!面白い!!凄い!!

それってよくなくなくない?(私は、凄く言いにくいです/笑。)

コメント有難うございます。
じょしこーせーの喋り言葉は高度すぎて、解りませんなぁ。
思わず、よくなくなくない!と語尾が強まってしまいます。

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