小心者
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苦役が終わった。
7月から9月と立て続けに、人前で喋る仕事があったので疲れてしまった。
一番、人前に立っちゃいけない人間なのに、会社の仕事の中でも一位二位に位置する大きなイベントに引っ張り出された。
普通は中々回ってこない仕事。と、いうか普通は回ってきて欲しくない。
他に得意そうな人間がいるのに、よりによって私とは。
2本目の仕事が当った時には、笑った。
笑ったが、その後、私の顔から笑みが消えたのは言うまでも無い。この小心者めが。
でも、まぁ、無能な人間でも恥は掻きたくないもので、とりあえず、準備だけはしようと。
催眠術でも覚えるか。開始直後、みんな眠らせてしまえ。
とも、考えたが、後味悪そうだし、所詮無視。
つまらない講演で、逆に寝てもらうってのも手ではあるが、それはそれで悲し過ぎるし、得るものがない。
まだ術を覚えた方が、いくらかでもマシ。今後の人生にプラスになるってものだ。
じゃ、喋ることを全部書いてしまえ。
けども、既に用意されているテキストとパワーポイントは内容がスッカラカン。これで、約2時間喋れってのか。
モノの本によると、1分間喋るのに400字かかるらしい。
ってことは48000字。途中15分の休憩を入れるのだが、それでも40000字は必要。
ポイントは口語体。棒読みになっちゃつまらない。喋り言葉で書く。アドリブに見えるように、アドリブっぽい具体例も交えてみる。書く。書く。頭の中で喋りながら書く。まる二日。何とか30000字書き上げる。
読んでみる。喋りにあわない。引っかかるところを修正。32000字になった。
90分位の映画のシナリオに相当する量。
私のコラムなら、平均が800字以下なので、約40本分。気まぐれで書いているので、約1年分に相当。
ホント、有能な人間だったら、こんな手間もイランのだろうけどと、少しだけ凹む。
計測すると、何やら丁度イイ時間。喋りの間とか、修正でも不足していた部分を言い回しで捕捉することをやっていたら、1分間に300字位しか喋れていないようだ。
前の晩。ビールかっ食らって爆睡。もう、知らん。
ついに、私の出番。
とりあえず喋る。カット割に従いパワーポイントを切りかえる。喋る。
観客を見る。反応はこんなものか。寝てる人は一応見当たらない。けど、不安。
こんなんで、イイのかとの思いの中、あっと言う間に時間が過ぎた。
結果、用意したシナリオを随分割愛する格好に。時間が足りなかったのだ。想像以上に間が必要だったことと、下手な喋りのせいで、字面でいくと1分間で250文字に留まったようだ。
半ば放心状態で演壇を降りると、同僚が話しかけてきた。
「中々、どうして。歯切れがよくて、聞きやすかった」とのこと。
「でも、最初の自己紹介。出身地間違ってた」
どうやら、立ち上がりの124文字目、自分の出身地を間違えて喋っていたらしい。まったく気づかなかった。
やはり緊張していたのだろう。
えっ、そうだったの。と笑って見せるが、そんなんどうでもイイ。終わったんだし。
終わったんだし。
まぁ、少しは経験値が上がったかなとは思うが、おかわりしてもイイような代物じゃない。
まぁ、何はともあれ終わったんだし。終わった終わった。あー終わった。
このコラムが長期間休止している時は、また何か当ったなと思ってください。
小心者の悲しい性。
7月から9月と立て続けに、人前で喋る仕事があったので疲れてしまった。
一番、人前に立っちゃいけない人間なのに、会社の仕事の中でも一位二位に位置する大きなイベントに引っ張り出された。
普通は中々回ってこない仕事。と、いうか普通は回ってきて欲しくない。
他に得意そうな人間がいるのに、よりによって私とは。
2本目の仕事が当った時には、笑った。
笑ったが、その後、私の顔から笑みが消えたのは言うまでも無い。この小心者めが。
でも、まぁ、無能な人間でも恥は掻きたくないもので、とりあえず、準備だけはしようと。
催眠術でも覚えるか。開始直後、みんな眠らせてしまえ。
とも、考えたが、後味悪そうだし、所詮無視。
つまらない講演で、逆に寝てもらうってのも手ではあるが、それはそれで悲し過ぎるし、得るものがない。
まだ術を覚えた方が、いくらかでもマシ。今後の人生にプラスになるってものだ。
じゃ、喋ることを全部書いてしまえ。
けども、既に用意されているテキストとパワーポイントは内容がスッカラカン。これで、約2時間喋れってのか。
モノの本によると、1分間喋るのに400字かかるらしい。
ってことは48000字。途中15分の休憩を入れるのだが、それでも40000字は必要。
ポイントは口語体。棒読みになっちゃつまらない。喋り言葉で書く。アドリブに見えるように、アドリブっぽい具体例も交えてみる。書く。書く。頭の中で喋りながら書く。まる二日。何とか30000字書き上げる。
読んでみる。喋りにあわない。引っかかるところを修正。32000字になった。
90分位の映画のシナリオに相当する量。
私のコラムなら、平均が800字以下なので、約40本分。気まぐれで書いているので、約1年分に相当。
ホント、有能な人間だったら、こんな手間もイランのだろうけどと、少しだけ凹む。
計測すると、何やら丁度イイ時間。喋りの間とか、修正でも不足していた部分を言い回しで捕捉することをやっていたら、1分間に300字位しか喋れていないようだ。
前の晩。ビールかっ食らって爆睡。もう、知らん。
ついに、私の出番。
とりあえず喋る。カット割に従いパワーポイントを切りかえる。喋る。
観客を見る。反応はこんなものか。寝てる人は一応見当たらない。けど、不安。
こんなんで、イイのかとの思いの中、あっと言う間に時間が過ぎた。
結果、用意したシナリオを随分割愛する格好に。時間が足りなかったのだ。想像以上に間が必要だったことと、下手な喋りのせいで、字面でいくと1分間で250文字に留まったようだ。
半ば放心状態で演壇を降りると、同僚が話しかけてきた。
「中々、どうして。歯切れがよくて、聞きやすかった」とのこと。
「でも、最初の自己紹介。出身地間違ってた」
どうやら、立ち上がりの124文字目、自分の出身地を間違えて喋っていたらしい。まったく気づかなかった。
やはり緊張していたのだろう。
えっ、そうだったの。と笑って見せるが、そんなんどうでもイイ。終わったんだし。
終わったんだし。
まぁ、少しは経験値が上がったかなとは思うが、おかわりしてもイイような代物じゃない。
まぁ、何はともあれ終わったんだし。終わった終わった。あー終わった。
このコラムが長期間休止している時は、また何か当ったなと思ってください。
小心者の悲しい性。
- [2007/09/10 07:59]
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コメント
お疲れさまでした。
緊張した顔を拝見したかった。
レベルアップの音楽流れました?
緊張した顔を拝見したかった。
レベルアップの音楽流れました?
ベホイミが使えるようになった。
こんちはです!
ご訪問ありがとうございます
上がり症の人っているんですよね
デモね、そのほうが伝わるんですよ。
小手先の技なぞ所詮付け焼刃ですよ。
上がり症の人っているんですよね
デモね、そのほうが伝わるんですよ。
小手先の技なぞ所詮付け焼刃ですよ。
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