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デジタルライク 

誰もいない隣の部屋から突然声がする。

見ると消したハズの先日購入したばかりの茶の間のテレビが点いている。

故障か。それともポルターガイストかなにかか。

理由は簡単だった。

茶の間のテレビと台所のテレビ。どちらかをリモコンで操作すると、どちらとも動作してしまっていたのだ。

茶の間と台所はガラス戸を挟んで隣合わせ。同じ波長の信号を使っているらしかった。

説明書を読むと「設定スイッチを変更」することで、この症状を止めることができるらしい。やってみたら実際できた。何のことはない。

初期不良というレアケースでもなく、恐ろしい心霊現象であるもはずもない。

あいにくだが、こんな平凡な家庭をそんなものが襲うことはないのだ。

時折、隣同士のテレビで同じ番組を見る場合がある。

この時、双方の間に映像と音声のズレが起こっているのが分かる。

以前も茶の間のそこにテレビはあった。でも、これまでは発生していたのかも、発生していなかったのかも気にもしなかったが、今は明らかにズレが認識できる。

台所のテレビはアナログ。茶の間はデジタル。テレビの違いではなく、受信データの違いからくるものだろう。デジタルの方が幾分遅い。

台所の音声を消してみる。

アナウンサーが何やら喋っているが、その声は同調せず、ひと呼吸ズレて隣の部屋から聞こえてくる。

何とも奇妙であるが、なぜか心地いい。

声が、遅れて、くるよ。

デジタルないっこく堂か。
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