スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

時々クリックお願いします

三文芝居 

昔、「皇帝のいない八月」という映画があった。

日本で自衛隊のクーデターが起こったらという構想のこの映画、若かりし日の渡瀬恒彦がキレた首謀者を熱演していた。

このタイトル名、原作ではその意味は明らかにされていないが、映画では決起開始を示す暗号として使われていたことを思い出す。

今月17日、神様(21)が逮捕されたニュース。

当然、本物の神ではない。神もそんなに若くはないし、無論逮捕されたりもしない。

捕まったのは「ひったくりの神様」。既に3年前に18歳で別の窃盗容疑で起訴されていたらしいが、このほど再逮捕されたとのこと。

13歳から盗みを初めたこの男、その余罪は約1000件。なんでも、その手際の良さから仲間内で「ひったくりの神様」と呼ばれていたという。

紙面によると今回の逮捕劇には、ある理由が。

なんと、先に逮捕されていた「帝王」の供述から「神様」の関与が判明したらしいのだ。

何だかギリシャ悲劇みたいにスケールが大きい響きだけども、そこはしょせん三文芝居。

「帝王」とは仲間の別の元少年のこと。

なぜ帝王か。これまた、仲間内から高度なひったくり技術を持つとして「ひったくりの帝王」と呼ばれていたと云うから呆れてしまう。

この「神」と「帝王」、盗みの件数や技術を互いに競っていたというから恐れ入る。

暗黒面の切磋琢磨か。

既に帝王は塀の中。色めき立つ神様。

ここぞとばかりに引き離そうと窃盗を繰り返したのかも知れない。

そう「帝王のいない八月」のそのうちに。

そして、終には、帝王も神もいなくなった8月。

クーデターでは無く、全く逆に平和が訪れたのは喜ばしい。

もっと、違う道で切磋琢磨しろっての。
スポンサーサイト

時々クリックお願いします

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://jackals.blog12.fc2.com/tb.php/249-d533dbc3

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。