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値段 

カブトムシは短命だ。

今年は例年になく自宅のそばで沢山捕まえることができたが、その大半が死んでしまった。

クワガタと違って大体ひとシーズンで死んでしまうのが普通らしい。それにしても早過ぎるので飼い方の問題が大きいのだろう。

あまり大きくないケースの中で20匹ほど飼っていたので、カブトムシ密度が高すぎたのと、夜毎繰り返される乱交パーティーも彼らの体力を消耗させたに違いない。可愛そうなことしたものだ。

カブトムシもいつの頃からか店で売っているようになったが、近所の店で値段を見てみると小さなケース付きのツガイで1500円位だった。

1匹750円。これが一般的なカブトムシの命の値段。

命はお金では買えないというが、今や人間以外のものは大抵スーパーやデパートで売っている。

しかし、人間の命は買えないが、値段は付けられることがある。そう、死亡事故等の損害賠償の場合である。

ホフマン計算とかいう方法を用いてその賠償額を導き出す。簡単に云えば、その人物が亡くなるまでに稼ぐであろう賃金の総額から、必要経費の総額を引いて計算するらしい。まだ幼い場合は、受けた教育、成績、能力から、将来就くであろう職種を想定するが、ここで大きく金額が変わってしまうから恐ろしい。

別にこの方法を非難するつもりはない。と、云うか知識を持ち合わせていないので何とも言えないが、なんだか世知辛いなと思ったりもする。

今、仮に私が事故で死に至らしめられたら、一体どのくらいの額が提示されるだろうか。

現状の私の能力から最終到達職位が想定され、現在の賃金体系で退職までの賃金総額と退職金が弾き出されるのだろう。なんだか簡単に想定できそうで侘しい。

我が家のカブトムシは一度も空を自由に飛ぶこともなく死んで行くのかもしれない。

山にでも行って、放してやろう。

夏が終わる前に。
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