スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

時々クリックお願いします

蚊 

「雉も鳴かずば打たれまい」の諺がある。

余計なことを言わなければ、災いを招かないで済む事の例えである。

先般、キャンプに行った。廃校を利用したキャンプ場で、教室に10数人で寝泊りした。

始めは酒に酔った勢いで眠りについたのだが、暑いのと蚊の多さに夜中3時に目が覚めた。

耳元であの羽音を立てながら旋回する蚊。一匹でも面倒なのにかなりの数がいる。大抵の窓は閉めていたのだが、古く相当に痛んでいる建物なので蚊が入り放題なのだ。広い教室では蚊取り線香も大して威力を発揮しない。

蚊が最も好きな女性O型の人が居たか定かではないが、酒に酔い体温が上がっている面々は格好の餌食。

虫除けスプレーの「シューッ」、蚊を叩く「パシッ」、身体を掻く「ゴリゴリ」、足を擦る「ズリズリ」、消え入るような「痒いぃ」の声が薄暗い教室の方々で聞こえる中考えた。

蚊は血を吸うときに、人の皮膚感覚を麻痺させるため唾液を注入する。この唾液がアレルギー反応を引き起こして痒みとなる。

長年、人類は蚊と戦ってきたに違いない。刺される側の防衛本能が機能し、それをアレルギーと認知するように進化したのだろうか。

無残に叩き潰される蚊。

折角、皮膚感覚を麻痺させる技を持っているのだから、アレルギーが起きない唾液を出すように進化すれば蚊も打たれる必要もなかったろうに。

「蚊も痒くならなければ打たれまい」

そんなことを思いながら意識が遠のいていった午前5時。
スポンサーサイト

時々クリックお願いします

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。