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バイシクル 

Queenの楽曲「bicycle race」を聴くと今でも思い出す。

高校生だった私は片道15kmの道のりを自転車で通っていた。

それは、凄くチャチなママちゃり。あちこちに錆とガタがきていた。

ある時、前輪ブレーキに異常が出た。前輪リムを左右から挟み込むためのブレーキパットの金具。その根元が腐りグラグラになった。そして、ブレーキをかける度、車輪の回転力に負けたその金具が外れ、ブレーキがかかったままになってしまうのだ。そんな時は止まってイチイチ元に戻す必要があった。

非常に面倒臭く危険でもあった。しかし、他に替りが無いので仕方なく乗り続けていたのだった。決して前輪ブレーキを使わないようにと注意しながら。

そんなある日事件は起きた。

自転車の私の目の前に飛び出す人影。いきなりだった。

避けられない。

反射的に前後輪フルブレーキ。何かが悲鳴を上げて、確かに砕けた。

刹那。視界。アスファルトの路面。前輪はヤバイ。上方に落ちていくカバン。脳裏を過ぎった。ついで後輪。

そして、青空。

世界が回転した瞬間だった。

私は理解していた。

見事に前輪がロックした自転車は、慣性の法則従い進路を絶たれた行き場の無い力を後輪から空に向けたのだ。跳ね上げられた後輪が私を追い越し、前輪を支点とした完璧な半円を描く中、成す術もない私の世界も回転したのだった。

幸い痛みは無い。

完全に壊れたブレーキは直す手間が無かった。

私はおもむろに自転車に乗った。そして、その場を後にした。

一度も後ろを振り返らずに。

と、ハードボイルドっぽい描写にしてみた。

でも、バカな話はバカなままである。やっぱり。
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コメント

いたい話しです。
ただいま講習会 眠い

本当に痛くなかったんですよ。
反射的に柔道の受身の態勢をとったものと思われます。

キャット空中3回転かな
無事でよかったです。
  • [2005/09/08 17:48]
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  • にゃんこ先生(ISO)
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キクちゃん大好きダス。

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