スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

時々クリックお願いします

ヒョウショウジョウ 

驚いたことに先般書いた「論文」で優秀賞を貰ってしまった。

学生時代からろくに表彰なんか受けたこともない私。それが、約20社70名のコースの中でのただ一人の優秀賞。聞くところによると九州大の快挙らしい。世の中何が起きるか分からない。

1000名を収容する大ホールで、ステージに上り、賞状を受け取る。学校の卒業証書授与以来。

受け取り方が分からない。私のコース以外に10コースあるので、コース毎の表彰者がいる。それを真似よう。なんて考えていたが、私が一発目。真似するものがない。緊張が走る。

壇上で一言。なんてあったら先ず辞退する。幸いそれは無いが、小心者の私は既に手に変な汗をかいてしまっている。

小学生のときの運動会の行進。緊張しすぎて、第一歩から手と足が一緒に動いてしまった。やばい、でもその動きは止められない。もがけばもがく程、深みに嵌る。ギコチナイ動きが増幅される。その顔は半泣きで引き攣っていたに違いない。その悪夢がトラウマの如く蘇る。

折角の優秀賞なのに未来永劫笑い者。なんとかしなければ。

果たして、案内係に呼ばれステージの階段へ。

案内係りがステージへの上がり進むようエスコートする。そして、歩き出す。どうやら手と足は一緒に出ていない。よし。演壇前に到着。

しかし、何かおかしい。司会者のナレーションの間が合っていない。

授与前の前振りナレーションを演壇の真ん前で、観客に背を向け聞いている。2秒3秒4秒。時間が流れる。心なしかプレゼンテーターの顔が引きつっている。

しまった。司会者が間違っているのではない。私が間違っているのだ。まだ、名前さえ呼ばれていないのに演壇前に進んでしまっていたのだった。案内係りは単にステージに上がるよう促しただけだったのだ。

なんたる失態。もしこれが漫画だったら、私の背後からのショットで後頭部に斜線とともに雨粒みたいな汗が描かれてしまうだろう。

間が持たない。しかし、もがいちゃいけない。深みに嵌る。

開き直った。プレゼンターを凝視しながら、微動だにしない。あたかも打ち合わせ通りの行動であるかのように振舞うのだ。司会者の間が抜けているのだ。私は悪くない。

そして、やっと授与。プレゼンターに一礼。振り返り会場に一礼。そして、オモムロにステージ端へ歩き出す。手と足は一緒じゃない。司会者の前を通り過ぎた。一瞬目があったが、相手が目をそらした。勝った。私は勝利したのだ。過去の自分にさえも勝利したと言っていい。

席に着き半ば放心状態で後の受賞者の動きをぼんやり眺めていた。なんだ、結構みんな緊張している。細かいところで間違っているじゃないか。私だけじゃない。少しホッとした。

式が終わり知り合いから言われた。

堂々としていてカッコよかった。

それはそれはありがとう。

引き攣っていた顔が少し緩んだ。

単なる自慢話でした。
スポンサーサイト

時々クリックお願いします

コメント

論文の優秀賞受賞おめでとうございます。
こらむを読んでいると表彰式の様子が目に浮かんでくるようです。(ちょっと吹いてしまったかも・・・ごめんなさい)
優秀賞受賞ということで、またこらむのほうにも力はいるかな? 楽しみにしています。

ありがとうございました。
論文を提出した研修が4月から毎月2日、12月までありましたが、今回で修了。その前日には社内の試験でも論文とプレゼンやりまして、何か疲れています。

まぁ、一応、今年の懸案が終わってホッとしているところです。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。